お腹を温める呼吸法


寒くなっても元氣な体でいるために一番大切なのは

「内臓を冷やさない」こと。

常温以下のものを、極力食べない飲まない。

そして、何よりお腹周りの筋肉を使うことで、

熱を生み出して冷えから内臓を守りましょう。

「お腹周りの筋肉を使う」というと、

どうしても腹筋運動を思い浮かべがちですが、

もっと毎日の生活の中で手軽にできることがあります。

それは「呼吸」

呼吸って無意識にしてることが多いですが、

実は、肺が自動的に広がったり、縮んだりするのではなく、

周りの空洞が広がるから肺に空氣が入ってくるのです。

この図のように、横隔膜を下げる呼吸が

腹式呼吸

そして、図の「胸郭」の部分、

つまり、肩を上げて胸を広げる呼吸が

胸式呼吸

この2つの呼吸を上手に使ってお腹を温めてみましょう。

まずは腹式呼吸。

お腹を膨らます呼吸です。

でも、膨らます意識はお腹だけではなく

「骨盤底筋群」も膨らます意識がポイント。

椅子に座ってる時に深く息を吸いながら、

おまたの筋肉でお尻の下の椅子を押す感じです。

吐く時には、おまた全体がお尻の穴や膣の奥に引っ張られるように、

吸い上げる意識で骨盤底群に力をいれます。

おしりが呼吸と一緒に、浮いたり下がったりする感覚です。

骨盤底筋群と横隔膜は連動しているので、

骨盤底筋群を押し下げるとより横隔膜も下がって、深い呼吸ができます。

横隔膜(筋肉)と骨盤底筋群がどんどん熱を作ってお腹を温めてくれますよ。

しかも、骨盤底筋群も鍛えられて経血コントロールや尿漏れ防止にもなります。

次に、胸式呼吸。

息を吸う時に、胸を広げて、できるだけお腹をひっこませる。

イメージ的には、お腹が背中とくっついてぺしゃんこになる感じです。

そして、息を吐く時もそのぺしゃんこお腹をキープ!

次に吸う時もキープ!!

また吐く時もキープ!!!

お腹がプルプルするのを感じるくらい、力を入れ続けてみましょう。

この時使ってるのは、腹横筋や腹斜筋という、

お腹の周りをラップのようにぐるっと包んでくれてる筋肉たちです。

この筋肉たちが温まれば、お腹もホカホカ。

しかも、お腹周りがスッキリしてきちゃいます。


氣をつけて欲しいのは2つの呼吸をするタイミング。

腹式呼吸は、副交感神経を刺激するから、よりリラックスしたいときに。

特に寝る前にすると良い睡眠に入れるのでオススメです。

胸式呼吸は、交感神経を刺激するから、活動的な時がオススメ。

朝から午前中、この呼吸法を何回かすると、心も体もシャキッとがんばるぞ!な状態になりますよ。

特別な器具も必要なく思いついたらいつでもできるこの2つの呼吸法で、

お腹もポカポカ、そして筋肉つけて代謝UPを目指しましょう。

この続きは、月会費770円のオンラインサロンにご登録の方のみご覧いただけます。

新規登録、もしくはログインしてください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目

この記事を書いた人

okada noriko

okada noriko