夏の長期入院から2ヶ月ほど経過したあたりからでしょうか、
お尻の痛みを感じることが少なくなってきました。
退院直後は、薬を飲んでも排泄があるとお尻が痛み、
レスキューと呼んでいる頓服の医療用麻薬が必要になっていたのですが、
気がつくと頓服を飲まなくて済むようになっていました。
もしかすると放射線治療が成功して痛みが無くなったのかも?と思いました。
というか、自分の中ではきっとそうだという確信に近いものがありました。
ならば、頓服だけではなく、定時に飲んでいる薬も減らしたいと思いました。
なぜなら以前は自宅で飲む薬は1種類で、朝晩の2回のみでしたが、
長期入院のあとは朝晩各10錠ずつくらいの薬を飲むようになってしまい、
気持ち的にも体的にも負担だったから。
(お水飲むのが苦手なので)
加えて、必要ない薬なら飲まない方が体の負担も減ると思ったから。
(なんせ飲んでいるのは医療用麻薬)
そこで、その意思を薬剤師さんに伝えたところ、
「減薬へチャレンジするのはもちろんいいけど、
いきなりゼロにするのはおすすめしない」
とのことでした。
今お尻の痛みがないのは薬を飲み続けたことで体内濃度が安定しているからかもしれず、
それをいきなりゼロにしたら痛みがぶり返してしまう可能性もある。
もしそうなったら、再び痛みのない状態に戻すのに時間がかかるかもしれないから、
少しずつ減らして行くほうがいいと思うという意見。
なるほど確かにと納得しました。
そこから主治医の許可も得て、まずは朝の医療用麻薬を1錠減らすところからスタートしました。
(たしか) そこから2週間して大丈夫だったから、
次は併用して飲んでいた神経に作用する薬を1錠減らす…という具合に、
2ヶ月近くの時間をかけて徐々に減らしていきました。
これを書いている2025年12月20日現在、 医療用麻薬は当初の4分の1に、
神経に作用する薬は2分の1に減らすことができました。
医療用麻薬の副作用対策で飲んでいた薬も服用をやめました。
かなりの減薬に成功したことになります。
そう書くとすごくいいことのように感じるでしょう?
でも、その減薬のおかげで手放しで喜べないことが起こるようになりました。
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