患者本人と家族の心のすれ違い


がん宣告を受けた本人と

それを支える家族。


「治って欲しい」という想いは一緒でも、

感情がすれ違ってしまうことは仕方ありません。


特に、宣告を受けてから

さまざまな検査を受け、

治療が確定するまでの1〜2ヶ月の間。


まだ がんであることを

受け入れられないままに、

様々な検査で時間とお金が消費されていく。


どんな がんなのか、

どんな治療をしていくのかという先の見通しが

まだ全然つかないこの期間が

乱れた心同士が一番

ぶつかり合ってしまうのではないかと思います。

がんや治療について、

頭の中でぐるぐる考えていると、

ものすごくポジティブになる時と、

とてつもなくネガティブになってしまう時があるのです。


その波が、本人と家族がピッタリ合う、

なんてことはありえない。


なので、本人が頑張ろう!って思っている時に、

「どうしよう、心配だ、どうなるの」

とネガティブなことを

家族が言ってしまったり、

逆に、本人が絶望を感じている時に

「きっと大丈夫だよ。のんびりいこう」

と励ますつもりで言った言葉が

地雷になったり。


私たち姉妹の場合は

がん宣告から10日後、

一緒に東国三社参りに行った帰りに、

最初で最後の大きなすれ違いが起こりました。



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この記事を書いた人

okada noriko

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