母への告知報告

妹が「乳がん」の告知を受けた時、

妹はすぐに実家の母に連絡しました。

ただ、その時は以前の記事に書いたように、

ある程度楽観的な診断だったので

伝えることができたのです。


後日の別の病院での検査で

「ステージ4」が宣告されたことは、

実はずっとずっと後になるまで

母には伏せていました。




妹はがん宣告を受ける前の年まで、

実家で父と母と暮らしていました。


当時、父と母はあまり仲がよくなく、

というか、

母が感情的に父を責めることが多く、

そして、妹に対しては過干渉でした。

生活態度にもいちいち小言。

30代後半になっているのに

誰とどこに行くのか、いつ帰るのかを

把握していないと

母は不機嫌になっていたようです。


新潟の実家から遠く離れて暮らしていたわたしは、

年に数回しか帰らなかったので、

父と母と妹が3人で旅行した話などを聞いては

仲良く暮らしているものだと

ずっと思っていました。


仕事で移動があり、

仕事内容や人間関係が厳しくなっていき

実家暮らしと当時の仕事で、

妹はかなりのストレスが溜まっていたようです。


がん宣告のちょうど1年前の夏に

わたしが子どもたちを連れて帰った時に

母と感情的に怒鳴りあっている

見たことのないような

鬼の形相の妹を目の当たりにして

このままだと、この子の精神は

おかしくなってしまうと思い、

「会社辞めて、わたしの家に来ていいよ」

と自分の部屋で大泣きしている妹に提案をして。


妹は半年後に仕事を辞め

埼玉のわたしの家に移り住んできました。

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この記事を書いた人

okada noriko

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