セカンドオピニオンを受けたのはなぜですか?(書き下ろし)


「セカンドオピニオンを受けたのは、最初の病院の説明に不満があったからですか?」

という質問を頂くことがあります。

いえ、そういうわけではありません。

私の場合は、最初の告知の時に主治医の説明を録音し忘れていて、

自分の体の状況の説明がうろ覚えだったので、もう一度聞きたいと思っていました。

主治医にもう一度説明をお願いすれば快く応じてくれたと思いますが、

せっかくなら他の医師の意見も聞いてみたいと思って、セカンドオピニオンを選択しました。

 

例えば仕事の相談事でも、同じ会社の人と、別会社だけど同業の人とでは視点が違うこともあるから、

どちらの意見も参考までに聞いてみたいとかないですか?

がんの治療の正解はひとつではないので、別の医師の意見も聞いてみたい、と思うのは普通のことです。

だから、セカンドオピニオンは気楽に受けていいものだと思います。

(とはいえ、保険がきかないから、お値段は気軽じゃないけどね(笑))

 

セカンドオピニオンを受けたいと言ったら、かかりつけの医師の意見を信頼していないと思われて

気を悪くさせてしまうのではと思う人もいるようですが、その心配はいりません。

患者が納得して治療を受けることはメンタルの安定にもつながるし、

医師との信頼関係にも関わってきますから、

むしろセカンドオピニオンを受けることは、もとの病院にもメリットがあります。

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この記事を書いた人

morioka ayumi

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