姉の家へ(書き下ろし)


姉の家での日々はとても楽だけど、とてもしんどい日々だった。  

姉は細やかに面倒を見てくれる。

びっくりするくらい労を惜しまない。  

炊事も掃除も洗濯もせずにすみ、家事から解放された。

これは体力を温存できるだけでなく、気持ちの面でも解放感をもたらしてくれた。

洗ってないお皿がシンクにあることを気にしなくていいことの心の軽さときたら。  

それだけでなく、手の届かないところにあるティッシュをとるのに

わざわざ立ち上がったり身体を起こしたりしなくても、

一声かければ取ってもらえるみたいなことがいちいち助かった。  


また、生身の人が側にいて話しが出来る喜びもあった。

ずっと自宅でひとり過ごしてきた私だったから、気楽な話も深い話も、

何時間でもぺちゃくちゃできることがストレス解消になり、

メンタルを明るく軽やかにしてくれた。

一方で、家族だから互いに好きなだけ黙ってても気を遣わないところも良かった。

そういう意味でほんとに楽だった。  
 

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morioka ayumi

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